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ライフジャケットの規格について
ライフジャケットには規格があります
平成30年2月より船に乗る際には着用の義務が設定されたライフジャケット。こちらは各国で規格があります。
日本においては公的機関の認証を受けたライフジャケットは以下のものがあります。
日本においては公的機関の認証を受けたライフジャケットは以下のものがあります。
日本でのライフジャケットの規格
国土交通省型式承認「桜マーク」:
国土交通省型式承認品ライフジャケット
CS:
日本小型船舶検査機構 性能鑑定適合品レジャー用ライフジャケット(固型式)
その他各国のライフジャケットの安全基準
- CE
- EUでのライフジャケットの規格
- USCG
- アメリカでのライフジャケットの規格
国土交通省型式承認「桜マーク」
ライフジャケットは水中において一定の浮力が必要であることや、他にも水面上に顔を出しそれを維持できること、など様々な安全基準が定められています。
それらの安全基準を確認するために国土交通省が試験を行い適合を確認したライフジャケットに、「桜マーク」という合格承認マークが与えられます。
ライフジャケットの規格の制定と承認の仕方
製品の安心の証が「桜マーク」。
ライフジャケットに国土交通省型式承認の証である「桜マーク」が刻印されるには、以下のような過程があります。
ライフジャケットの国土交通省型式承認においては、
国内法-小型船舶安全規則
国内規格-JIS規格
国際標準規格-ISO規格
国際海事機関による試験勧告
国内規格-JIS規格
国際標準規格-ISO規格
国際海事機関による試験勧告
などの多くの「規格・規則」を元に型式承認試験「基準」が策定されており、それらの試験にクリアし技術基準に適合すると判定された物件が承認されます。
こういったテストに通って、やっと安心の「桜マーク」がもらえるんですね。
国土交通省の基準に適合しているかを確認する方法
ライフジャケットが国土交通省の基準に適合していることを確認する方法は以下の3通りあります。
1. 型式承認(多くのライフジャケットはこちらの方法で確認しています)
2. 予備検査(海外製のライフジャケットはこちら)
3. 船舶検査
2. 予備検査(海外製のライフジャケットはこちら)
3. 船舶検査
型式承認試験基準とは
販売製造されるライフジャケットが基準に適合していることを確認する方法のひとつです。
スタンダードな小型船舶用救命胴衣(固定式等)の場合の例を、試験の状況も含めて別表に紹介しています。
これ以外の膨張式や呼気併用式の場合も、基本的には同じような試験を行って性能を確認しています。型式承認の試験基準は2013年10月に厳しくなりました。
改正後には水平強度試験、垂直強度試験の強度面の見直し、そして更なる高い強度基準が要求されています。
厳しい規格に通った「桜マーク」つきのライフジャケットを選びましょう
以上のように国土交通省型式承認の証である「桜マーク」は、厳しいテストを通過したものだけに与えられる「安心と信頼のマーク」であるということ。