国土交通省では独立行政法人海上技術安全研究所の協力の下、小型船舶乗船者のライフジャケット着用率を向上させた際の生存率の変化を試算しています。
その結果、ライフジャケット着用率を50%、75%、100%と高めていけば、現状の着用率で年間160人程度とした
海中転落及び特定の海難(衝突、転
覆、浸水)による溺死者を、
約40名(50%)、約60名(75%)、約80名(100%)(括弧内の数字は着用率)程度減少させることが期待
できるとの結果になりました。
つまり、仮にライフジャケットの着用率が100%になれば、事故で亡くなる方を現状からおよそ半減することが
可能との試算です。